タイ中央銀行(BOT)タリサ総裁は、今年上半期にタイ経済は海外の経済停滞の影響を受け、輸出が急速に停滞する可能性が高いが、下期には改善するとの見通しを明らかにした。 同総裁は現在タイには景気刺激政策は必須で、BOTとタイ政府が協力し、一刻も早く相互意見を一致させ同政策に取り組む必要があると述べた。 また現在BOTは09年のGDP成長率見通し予測を以前のゼロ成長の可能性から0.5-2.5%と引き上げているものの、今月14日の政策金利決定会合にて見直す方針だとしている。