タイ国家経済社会開発委員会(NESDB)は、昨年第4四半期のGDP成長率が前年同期比プラス2.3%となったことを明らかにした。 これにより昨年通年のGDP成長率はプラス0.7%となった。第1四半期から政治情勢の悪化によって消費投資などが冷え込んだこともあり、ここ3年で最も低い成長率となった。 農業部門がマイナス1.6%と足を引っ張ったが、非農業部門がプラス2.7%と成長を後押しした。 NESDBは、今年のGDP成長率見通しについてプラス3.5%~プラス4.5%と予測している。