労働省福祉労働者保護局のアムポン局長は08年1月1日から現在までに倒産・解散した企業数が、前週比70社増の698社となり、解雇者が5万5549人となったことを明らかにした。また今後解雇する可能性のある企業数が、前週比87社増の357社となり、20万4264人が解雇される可能性があるという。
解雇する企業で特に多いのが、エレクトロニクス産業、自動車産業、アパレル産業、観光業。今までに最も解雇者が多かった地域はパトゥムターニー県、今後最も解雇者が発生する可能性が高い地域はチョンブリー県だという。
コーブサク副首相は以前失業者解決策のため170億バーツの予算を組むとしていたが、パイトゥン労働相は今日の閣僚会議で予算枠を200億バーツ二拡大するよう求める予定だと述べた。