9日未明、タイ中部チョンブリー県バーンラムン郡パタヤ地区で、カップルの喧嘩に近くにいた市民らが割って入り、男性を暴行するという事件が起きた。
タイ地元紙によると、喧嘩をしていたカップルは些細な事から路上で喧嘩となり、男性が女性を暴行。その際女性が身につけていた金のネックレスを手でひっかけ、そのタイミングで女性が悲鳴を上げたため、駆けつけた市民らが男性をひったくり犯と勘違いし、市民らによって集団リンチされたそうだ。
タイでは警察が駆けつける前に市民らによって凶悪事件の犯人が取り押さえられる場合、取り押さえた市民らが犯人を集団リンチするケースがまれにあるが、今回は割って入った市民らに男性が所持していた包丁を突きつけたことで、市民らの怒りを買い集団リンチに至ったようだ。