タイ社会開発・人間保障省が今月26日から全国で開始した物乞い撲滅政策で、これまでに全国で107人の物乞いの身柄を拘束したそうだ。
タイ地元紙によると、拘束された物乞いは、タイ人が87人、外国人が20人。外国人については入国管理局と協力して国外追放となるそうだ。
地域別ではバンコク都が最も多く32人、ルーイ県が13人、サムットソンクラーム県が11人と続いた。
まれに連れ去られた子供が人身売買組織によって物乞いをさせられるケースがあるが、今回拘束された物乞い全員そのような組織との関係は確認できなかった。就職するより収入が多い物乞いを生業としていたそうだ。