今年通年での輸出は、欧州連合(EU)向けの輸出が減少するが、全体ではプラス成長となる見通しのようだ。
タイ商工会議所大学(UTCC)国際貿易研究センターのアット氏は、今年の輸出総額は前年比3.1%増の2347億4500万米ドルとなると予測している。
懸念材料は、今年1月からEUの一般特恵関税制度(GSP)からの適用対象から除外されたためEU向けの輸出が前年比0.3%減の212億米ドルに下落すること、またカナダ・トルコからも同様の適用対象から外されるおそれがあること。
ただし輸出に占める割合が低いことから、今年の輸出総額はプラス成長となる見通しだそうだ。