タイは今年1月から、欧州連合(EU)の一般特恵関税制度(GSP)からの適用対象から除外されたが、これについて一部から政情問題によるものとの見方が出ている。 一方で政府はこれを否定しており、外務省セーク報道官は政情問題による影響を否定した上で、タイ国家が豊かになったため新興国の枠から外れ、GSPの適用対象から外れたと語っている。 在タイ日系企業を始め多くの企業がGSPの恩恵を受けており、今年は欧州市場向けの輸出にある一定の影響が出るものとみられている。