タイ工業省工業経済事務局(OIC)が、来年日本からの熱延鋼板の輸入について無関税枠を122万トンから53万トンに引き下げることを決定した。 タイ地元紙によると、この無税枠は日タイ経済連携協定(JTEPA)に基づいたものだったが、一定量を無税とすることに対する見返りに日本側がタイに技術移転することを約束していたが、これを未だに守っていないこと、自動車生産が減産となることなどが引き下げの理由だ。 日本の経済産業省との話し合いの末に、タイ側が独自に決定したもの。