ロシアの通貨危機の影響で、パタヤなどの観光都市の不動産開発業者からロシア人による不動産の投げ売りを懸念する声が上がっている。
タイ地元紙によると、ナイト・フランク・チャータード・タイランド社パノム社長は、ロシア人による不動産購入が多いパタヤなどの不動産開発業者が支払いトラブルが発生することを懸念していると語っている。
パタヤで不動産開発を行うアーバン・プロパティ社ソムポップ社長は、同社が建設中の不動産についてロシア人購入者がおり、現時点で支払いトラブルは発生していないとしているが、分割払いの支払いスケジュールを延長するなどの対応を行ったとしている。
近年パタヤ、プーケット、サムイ島などの観光地の不動産を購入するロシア人が増えていたが、トラブルが続出する可能性が出てきたようだ。