タイ北部チェンラーイ県で、酔っ払った中国人観光客が路上にあった自転車タクシーを盗む事件が起きた。
タイ地元紙によると、この男性(31)は歩いて観光するのは不便だとして、たまたま近くに止まっていた自転車タクシーを盗み街中を観光していた。
自転車タクシーの所有者は、盗まれた直後に犯人を追いかけるも、途中で見失ってしまった。だが人相や服装を元に警察に通報。
駆けつけた警察は、市場を歩いている男性を発見し逮捕した。
男性は途中で自転車のチェーンが外れてしまったため乗り捨て、歩いて観光を続けていたと語っており、どこに乗り捨てたかは覚えていないと供述している。
その後の取り調べで男性はパスポートを所持しておらず、不法入国の可能性が高いとして強制送還される予定であることがわかった。