タイ中部サケーオ県アランヤプラテート郡のカンボジアとの国境沿いにあるロンクルア市場が、閉鎖の危機に陥っている。
この市場は、以前はカンボジアから流れてくるコピー商品などを中心に販売するお店が多数存在し、各地から市民が集まるマーケットだったが、軍政に変わってからコピー商品の取り締まりが強化され、コピー商品が販売できなくなったカンボジア人の商人が撤退し始めているそうだ。
タイ地元紙によると、この市場はこれまで90%近くがカンボジアの商人によって成り立っていた。だが現在は商人が取り締まりによって、商品を没収されることを恐れて、現在90%のテナントが閉鎖している状況だという。