タイ財務省国税局は、相続税導入に向けた法案を策定したことを明らかにした。今後国家平和秩序評議会(NCPO)に承認を得た上で、国民立法議会に提出される。 タイ地元紙によると、同局プラソン局長の話では、遺産を受け継いだことが確認できるもの(土地、建物、自動車、株式、債権など)を対象に、5~30%の相続税を課すものだそうだ。 タイでは以前から、何度か当局が相続税の導入をしようとしたことがあったが、たびたび導入反対派に押し切られて導入が見送られていた。