日本人男性所有のコンドミニアムの一室で乳児9人が保護された事件で、代理出産を手伝ったとされるクリニックにタイ当局が捜査に入るも、既にもぬけの殻となっていたことがわかった。
タイ地元紙によると、このクリニックはバンコク都内ウィッタユ通りにあるクリニックで、捜査に向かった際には既に閉店しており、設備機器も持ち出された後だったそうだ。関係者も既に逃亡しているものとみられている。
クリニックのホームページも、事件が判明した5日以降に削除されている。
香港在住とされるこの日本人男性(24)は2012年以降、65回タイに入国していることが明らかになっており、頻繁にコンドミニアムを訪れていたことがわかっている。この問題が明るみに出てから、日本人男性はマカオに向けて出国している。