スワンナプーム国際空港とバンコク中心部を結ぶエアポート・レール・リンク(ARL)のマッカサン駅は、バンコク中心部の出入口として期待されチェックインカウンターまで設置されたが、そのチェックインカウンターの利用者が月間300人程度にとどまっていることがわかった。
タイ地元紙によると、元民主党下院議員のサマート氏が自身のフェイスブック上で明らかにしたもので、チェックインカウンターの利用者が一日10人程度しかいないのに対し、この維持費に月約500万バーツかかっており、ARLを運営するタイ鉄道公団(SRT)内部でも廃止を求める声が出ているとのこと。
各航空会社がチェックインカウンターを設置し、搭乗手続きに加え荷物の預け入れまで行えるとして始められたが、サービス開始当初から思うように利用者数が伸びなかった。