国家平和秩序評議会(NCPO)は27日、来年10月頃には総選挙を実施し民政に復帰する見通しを明らかにした。
NCPOのプラユット議長は、現在専門らを集め暫定憲法の草案の作成を進めており、来月中にも暫定憲法を公布、9月には暫定政権を発足できるとし、来年10月頃には総選挙を実施し、軍事政権から民主化される見通しとテレビ演説を通じて国民に語った。
今年5月にプラユット大将率いる陸軍はクーデターを実行し、選挙で選出されたタクシン派政権などから全権を掌握し当時の憲法を廃止、新たな憲法作成に乗り出していた。