外国人違法労働者の取り締まりが強化されると明らかになって以降、ミャンマー人、ベトナム人、カンボジア人などが突然帰国しておりタイ国内各地で労働力不足に悩まされる状況となっているが、逆に正規でタイに入国し働くカンボジア人が増えてきている。
タイ地元紙などによると、先週カンボジアのフン・セン首相が急遽パスポートの作成手数料を現行の124ドルから4ドルに値下げしたことで、これまでパスポート無しでタイに不法入国して働いていた人が、パスポートを取得して正規のルートでタイで働く流れになっているという。
現在プノンペンの人材紹介会社には職探しをする市民が殺到しており、徐々にタイにカンボジア人労働者が戻ってくるではと一部で楽観視されている。