芸能大手のRS社が獲得したサッカーのW杯ブラジル大会の放映権について、国家放送通信委員会(NBTC)が全試合無料放送とするよう上告していた件で、最高行政裁判所は昨日(11日)、NBTCの訴えを退ける判決を下した。
NBTCは昨年導入した規則に従い、市民誰でも視聴できるよう地上波で全試合無料放送するべきだと訴えていたが、RS社は2005年に放映権を獲得しており、その規則には応じられないと真っ向から対立していた。
これを受けRS社は予定通り一部の試合のみ無料放送とする予定だったが、NBTCとの話し合いで全試合無料放送する対価として約4億2700万バーツ受け取ることで合意し、全64試合無料放送での放映されることが決定した。