カシコーンリサーチセンター(KRC)は、米BIG3といわれるゼネラル・モーターズ(GM)、クライスラー、フォード・モーターに対する救済策が認可されなかった場合、米自動車工業危機が起こる際の、タイ自動車工業へも必ず影響を受けるとの見解を明かした。
米政府が最終的に救済策を打ち出したとしても、救済策を打ち出すことが遅かったり救済策の規模が小さい場合、影響が広がる。もしBIG3に救済策が認可されず倒産ということになった場合、アジアの自動車生産の一拠点であるタイへの影響は、直接・間接的に影響を受けるという。
KRCは11月付タイ自動車工業の傾向で、09年のタイ国内自動車販売台数は今年比(予測値)5.8-12.3%減の54-58万台に減少するとしている。