本日(30日)、タイ政府と選挙管理委員会による下院総選挙の投票日について話し合いが行われ、実施日を7月20日とすることでほぼ合意した。
タイ地元紙によると、今週中にも正式に決定する見通しだ。
野党民主党のステープ氏が率いる反政府グループを中心に反政府デモが拡大したことで、昨年12月9日にインラック首相が下院議会解散を表明。今年2月2日に下院総選挙を行うも、反政府グループによる妨害を受け、一部の投票所が閉鎖されるなどの混乱が生じた。
これを受け憲法裁判所は、投票は全国で同一日に行わなければならないという憲法の規定に抵触するとし、投票を無効との判断を下した。そのため、再び下院総選挙が行わなければならなくなり、現在に至っている。