盤谷日本人商工会議所(JCC)が日系企業474社を対象に今月9-22日に行った調査で、前回の2月時点での調査に比べ、反政府デモによって業績などに悪影響が及んでいる企業が増えていることがわかった。
今年の景気について、「昨年より悪くなる」が59%(前回調査51%)、「昨年と同レベル」が34%(同43%)と僅かに悲観的な見方が広がっている。
また反政府デモによって最も影響が出ている点について「業績」が55%(同35%)と急増する一方で、「通勤・移動」が19%(同34%)とデモが縮小したこともあり下落した。
売上などの業績について、「影響なし」が38%(同54%)と落ち込んだのに対して、「かなり悪影響があった」が17%(同9%)、「やや悪影響があった」が43%(同35%)と悪影響が拡大した。
回答したのは製造業58%、非製造業42%の企業。