昨年歴代最高の興行収入となった映画「ピー・マーク・プラカノン」の制作会社GTH社が、先月20日に公開した映画「キットゥン・ウィタヤ(英題:Techer's Diary)」が今年最高のヒットとなっているようだ。
公開3週での興行収入は約9000万バーツと1億バーツ到達間近。ただし4月3日に公開されたばかりのキャプテン・アメリカも初週で約7000万バーツを記録し猛追を受けている状況だ。
この映画は、実在するタイ北部の湖畔にある小さな学校を元に作られた物語。新たに赴任してきた男性教師ソンが、電気や水道がなく児童4人しかいない学校で泊まり込みの生活を始める。
この途中でソンは、この学校に以前赴任していた女性教師アンの日記を見つける。遠距離恋愛となっていた恋人との別れ、孤独を抱えていたソンは、日記を読み続けるうちに、アンへの親しみ、そして恋を抱いていくラブコメディー。