本日(15日)臨時国会が開催され、首相を指名する投票が行われる。現在民主党アピシット党首を中心とした政権が優勢と見られており、状況が不利と見られるプアタイ党などの前政権側は、プラチャラート党党首のサノ氏などが掲げている挙国一致内閣の樹立を目指すべきとの考えに賛同し、民主党にも協力を要請している。
ただし民主党アピシット党首はプアタイ党と協力し連立政権を樹立することは不可能だと述べており、挙国一致内閣樹立には反対している。
前政権支持団体は、民主党政権樹立を阻止するため13日に大規模集会を開催した。電話出演する予定だったタクシン元首相は急遽キャンセルとなり、録画しておいた映像を放映するのみとなり、過激な発言も見られなかった。