チャイ下院議長は、今月15日に臨時国会を開催し、新首相を指名する投票を行うことが決定したと明らかにした。既にプミポン国王の承認を受け、各議員に通達をしているところだという。
現在民主党アピシット党首を中心とした政権が優勢と見られており、状況が不利と見られる前政権側は、プラチャラート党党首のサノ氏などが掲げている挙国一致内閣の樹立を目指すべきとの考えに賛同し、民主党にも協力を要請し政権運営に関与しようと試みているようだ。
また他にも前政権支持団体から民主党による連立政権を樹立される前に、議会解散をし国民投票をやり直させるべきだとの要望も出ている。