バンコク都内中心部にあるルンピニー公園で、地元メディアのカメラマンが、反政府グループの警備隊に暴行を受ける事件が起きた。
タイ地元紙によると、このカメラマンは同グループ主導者のステープ氏の演説を撮影後、現場のステージ近くで編集部と電話でやりとりしていたところ、突然背後から警備隊らに首を絞められ、無理やりルンピニー公園に連れ込まれた。
その後、警備員十人近くから暴行を受けるも、隙を見て大声で助けを呼び、付近の市民らによって助けられたそうだ。
反政府グループ幹部のシンナウォン氏は、暴行した犯人らは正規の警備隊ではなく、ボランティアで集まった者たちであると語っている。