政情不安の長期化によって、今年のGDP成長率が2.0%を切る可能性が出ている。
タイ地元紙によると、タイ財務省財政政策局(FPO)のソムチャイ理事長は、来月2日に無事総選挙が行われ、早期に新政権が樹立できれば、当初の予想を下回るものの3.1%の成長が期待できるとしている。
だがこの状況が長期化すれば、同成長率は2%を下回る可能性があるとのこと。
またキティラット財務相も、反政府グループによる大規模デモの影響で、国内消費、輸出などタイ経済全体へ影響が出ているとし、今年のGDP成長率は3%が限界としている。