旧国民の力党ネーウィン会派幹部ブンチョン氏は11日、プラチャラート党党首のサノ氏から与野党全党を含めた挙国一致の政府構想についての会談に招待された覚えはないとした上で、もしサノ氏から連絡があったら同会派は喜んで会談を行うと明かした。だがサノ氏は尊敬しているが、今更プアタイ党と協力することはできないと述べた。
また同氏は「現在民主党による連立政権構想に賛同している同会派議員は既に30人を越えている。また同会派に圧力をかけている赤服集団は恐れていない。」と述べた。
サノ氏は、現在のタイ国内情勢を解決するため挙国一致内閣を設立し、現状打破するべきとして10日夜に全党幹部を集めた会食を行ったが、プアタイ党のみの参加となっていた。