タイ地元紙によると、タイ製織業協会(TWIA)ソムサク会長は、民主党を中心とした連立政権樹立について、支持する考えを明らかにした。支持する理由として、民主党党首のアピシット氏は米次期大統領オバマ氏のように、現在の政情と経済情勢を打開できる上、国内外の信頼を回復できるという。その影響で来年のアパレル・織物工業の成長率が今年比5-10%成長できるという。
また来年について、アパレル・織物工業の輸出に関して、今年より成長できるという。それはアフリカ、中東向けの市場を開拓したことで輸出先が広がったこと、日本とFTA(FTA)を締結したこと、中国産メラミン混入問題で日本からの受注が増加したことを挙げている。
同会長は今後同業会に安心感が高まれば、先行き不透明感は払拭され10万人程度分の労働力不足になると見ているという。