憲法裁判所は20日、与党プアタイ党が中心となって議会で成立した上院議員の一部任命制の変更について、違憲とする判断を下した。 タイ地元紙によると、同裁判所は、プアタイ党が成立させた上院議員全てを任命制から公選制にする憲法改正では、上院及び下院の両院制の意義がなくなる、及び与党プアタイ党の一部議員が代理投票を行うなど手続き上の問題を指摘し、違憲との判断。 現在上院議員は、公選制と任命制で約半数ずつ選出され、定数は150となっている。