タイ中部チョンブリー県パタヤ地区で活況とされていた不動産市場だが、不動産開発業者の目論見通りに進まず、一部の物件では多数の売れ残りが出ているようだ。
タイ地元紙によると、一部の不動産業者による不動産プロジェクトでは、目標としていたユニット数を販売できず、建設資金を捻出することができなくなり、プロジェクトが進展していないものがあるという。
不動産開発大手のレイモンランド社ビジネス開発部担当者は、ここ1年で同地区で販売開始となった不動産プロジェクトは30企画(1万3152室)あるが、成約率が48%と売れ残りが多いと語っている。
若干供給過剰な状況となっており、不動産価格も上昇しにくい状況にあるとのこと。