6日午後、バンコク都内バーンナー区スクンビット通りソイ68で、外国人男性がタクシー運転手に切りつけられ死亡する事件が起きた。
タイ地元紙によると、犯人のタクシー運転手の男性(32)は、セントラルバンナーで被害者の米国人男性(51)を乗せ、スクンビット通りソイ85にある男性宅に向かっていた。その途中で男性客と口論となり、男性客が金を支払わずに降車したため、追いかけて大型ナイフで刺殺した。
事件翌日、地元警察は監視カメラの映像を元に、犯人の男性を自宅で逮捕した。
運転手は、男性客に料金メーターを不正に改ざんしたと疑われ口論となり、料金を踏み倒された上、車外からコーヒーをかけられたため、所持していた大型ナイフで男性客を脅すつもりだったが、逆に男性客に暴行されそうなったため、反射的に刺してしまったと供述している。