タイ政府は、現在実施しているコメの買い上げ政策で、財政負担が大きくなっていると一部機関からの指摘を受け、コメの買い上げ価格を市場価格に近い価格に引き下げる検討を進めている。これを受け、コメ農家からの反発が出ているようだ。 タイ地元紙によると、タイ北部パヤオ県では県内9郡のコメ農家関係者約1000人が、現状の買取価格を維持するよう求める嘆願書を渡す準備を進めている。この関係者らは、政府の対応次第で抗議デモ活動を辞さない構えのようだ。