タイ商工会議所のイッサラ会長は、ここ最近のバーツ高に関して、近々タイ中央銀行(BOT)プラサーン総裁と会談する予定であると明らかにした。
タイ地元紙によると、同会長はバーツが輸出ライバル国に比べ対ドルでの上昇幅が大きいこと、また不安定な為替相場となっていることで、多くの企業に影響が出ているとし、バーツを適正な価格で落ち着かせるよう求めていくという。
最近タイ中央銀行(BOT)に対して、バーツ高への対策を打ち出すよう各方面から要請があるものの、30日に緊急開催された金融政策決定会合(MPC)では、期待されていた対策は発表されなかった。