タイ憲法裁判所は28日、タイ下院連立与党第1政党の国民の力党と同第2政党のチャートタイ党、同第4政党マチマティーパタイ党の解党裁判について、同3党に来月2日に最終弁論を行うよう命じたことが明らかとなった。早くて3日には判決が下され、有罪となると解党命令と党役員に対し5年間の参政権停止命令が出るとみられる。
そのため連立与党第1政党の国民の力党は、既に解党された場合の代理政党プアタイ党を設立しており、解党命令にも準備が整っているとしているが、反タイ政府団体の民主主義市民連合(PAD)により国内情勢が荒れていることなどで、新党で党内で結束できるか不明だ。