首都圏警察本部スチャート本部長は、コーウィット内務相や軍部との会談後の記者会見の場で、反タイ政府団体の民主主義市民連合(PAD)が包囲しているドンムアン空港について、警察は第一に平和的な解決を望んでいると述べた。
ドンムアン空港内でPADの集会に参加する一般市民は、非常事態宣言等の詳細を知らない人が多く、空港内にいることが違法であることを浸透させていく。そしてPADに対し解散するよう促していくという。
同本部長は、できることであれは強制排除は避けたいが、実行に移ることになった場合、人権委員会、弁護士会、タイ国家汚職防止委員会(NCCC)と相談した上で決定するとしている。