反タイ政府団体の民主主義市民連合(PAD)による大規模集会の解決に向け、政府高官や学識経験者などによる有識者会議が開かれ、ソムチャイ首相に対し議会解散を提言することに合意したことを受け、同首相の発言に注目が集まっていたが、同首相は辞任も解散も拒否したことが明らかとなった。 同首相は帰国先となった北部チェンマイ県から「現政府は国民投票で選ばれた民主的な政府だ。それに対し、PADの違法な行動は目に余る。軍や警察は違法行為に強い姿勢で臨んで欲しい」と述べた。