タイ製のダイエット薬を服用した女子高生(18)が、発汗や胃部不快感などの症状を訴えていることがわかった。
埼玉県の発表によると、健康被害にあった女子高生は、インターネットのホームページを介してタイから個人輸入した「MDクリニックダイエット」と称される製品を購入し服用していた。
同県衛生研究所が同製品の成分検査を実施したところ、国内では医薬品として承認されていない成分(シブトラミン)が検出された。
「MDクリニックダイエット」などと称される製品が、複数の都府県で健康被害の事例が公表されていることから、同県は同製品の服用をしないよう呼びかけている。