タイ経済社会開発委員会(NESDB)は24日、タイの今年第3四半期(7-9月)のGDP成長率が前年同期比4.0%と前期に比べ大幅鈍化したこと明らかにした。08年通年のGDP成長率見通しについて、4.5%前後と予想しており、前年より下回る見通しであるという。 同委員会は同四半期について、海外からの受注減に伴い輸出鈍化と原油上昇によるコスト高に加え、タイ国内政情悪化の影響で国内消費が冷え込んだため、大幅鈍化したとしている。