タイ北部で洪水を引き起こした水が、下流の中部アユタヤ県に流れ込み始めたようだ。
タイ地元紙によると、同県災害対策機関関係者は、現在ナコーンサワンから大量の水が流れ込み始めたとし、これにあわせてチャオプラヤー・ダム、パーサックチョンラシット・ダムが放水量を増やしたこと、連日の大雨からプラナコーンシーアユッタヤー郡、バーンパイン郡、バーンサイ郡で河川水位が上昇し氾濫、一部の民家に浸水被害が出ていると語っている。
だが連日降っている雨も28日までには止むとの予報から、月末までには河川などの状況は落ち着くのではないかと同関係者は見ている。