反タイ政府団体の民主主義市民連合(PAD)は23日、占拠している首相官邸内で大規模集会が行われた。ここでソムチャイ政権の退陣と憲法改正反対を唱えた。当初予定していた規模には届かなかったものの、PADにとって久しぶりの数万人規模となる集会となった。
また本日(24日)PADは、両議会会議が国会議事堂で開かれ、憲法改正を進めると見ていることから、憲法改正阻止のため再び同議事堂を封鎖する方針であることを明らかにしている。
PADは10月7日に国会議事堂を封鎖した際、タイ警察と衝突し死亡者を含む重軽傷者が多数発生する事件となった。