バンコク都内の地価の上昇に伴い、一部企業による不動産開発先がバンコクからパタヤなどの近隣都市に移りつつある。
タイ地元紙によると、不動産コンサルのコリアーズ・インターナショナル・タイランド関係者の話では、パタヤの不動産市場が力強い成長を続けており、今年上半期では前年同期比で5192ユニット増の1万940ユニットが販売されたという。
バンコク都内の土地価格が上昇を続けていることで、バンコクの不動産デベロッパーを中心に第2の開発先としてパタヤが選ばれていることが活況の理由だ。
特に開発が盛んな地域は、ジョムティエンビーチ周辺で、ここ2年で約1万5000ユニットが販売されている。
だが一部地域ではオーバーサプライのリスクも出ており、投資目的での購入には注意が必要としている。