タイ商工会議所大学(UTCC)国際貿易研究所は、今年通年の輸出額が前年比5.8%増の2421億8400万米ドルと低水準の成長にとどまるとの予測を明かしている。 タイ地元紙によると、この低成長について同研究所アット理事長は、欧州経済不安から欧州向け輸出が急速に冷え込んでおり、今年は4.5%増(前年12%増)にとどまることが原因としている。 この欧州経済不安はASEAN諸国にも広がっているとし、ASEAN諸国への輸出も10.3%増(同21.2%増)まで落ち込むとしている。