現在スワンナプーム国際空港は、格安航空(LCC)による急増する乗り入れや滑走路の工事によって、一部の時間帯を中心に定刻通り離発着できない状況となっているが、運輸省はこの対策として、離発着の少ない時間帯の利用を促す方向で検討していることがわかった。
タイ地元紙によると、現在離発着が多い時間帯は時間あたり50便を超える離発着数となっているが、逆に離発着が少ない時間帯は時間あたり15便前後となっている。
同省はこの混雑対策として、離発着数の少ない午前2時から午前5時の空港使用料の引き下げや、チャーター便を混雑している時間帯から混雑していない時間帯に移動を要請するといった検討を行なっているとのこと。