タイ地元紙によると、タイ鶏飼育促進協会会長チャウィワン氏は、国内で鳥インフルエンザウイルスの感染が明らかになって以降、タイから輸入しているシンガポール、ベトナム、サウジアラビア、香港が輸入を停止したと述べた。これによる損失が約1億バーツで、各国はウイルスの感染をきちんと遮断でき、管理を徹底できるようになるまで輸入を停止するという。
中国食品を敬遠する流れだった消費者がタイ産に注目が集まり受注が大幅に増加していたところ、鳥インフルエンザ発生だったため、鶏飼育業者にとって衝撃は大きかったとみられる。