最低賃金の引き上げに伴いビルの管理費が上昇していることから、ここ数年で様々な面でビルのオートメーション化が進むと不動産関係者は予測している。
タイ地元紙によると、プラス・プロパティ社幹部の話では、最低賃金の引き上げによって警備員の給料が40-50%程度引き上げられたとしており、今後各ビルでビルディング・オートメーション・システム(BAS)の導入が5-6年以内に必然的に進むという。
同幹部は、各ビルの規模によって管理費は変わってくるものの、BASの導入によって人件費を10-15%、全体で20-30%程度管理費が削減できると算出している。