キティラット財務相は、近々閣議で預金保護限度額引き下げの延期を求めることを明らかにした。欧州発端の経済不安を延期の理由としている。 タイ地元紙によると、もし引き下げの延期が行われない場合、8月11日より預金保護限度額は現在の5000万バーツから100万バーツに引き下げられる。 当初2007年に引き下げられる予定だったが、サブプライムローン問題で世界的な経済不況となっていたことから、今年8月まで5年間延期されることとなっていた。