バンコク都(BMA)ティラチョン副知事は本日(31日)、高架鉄道スカイトレイン(BTS)シーロム線サパーンタクシン駅の廃止が決定したと発表した。
タイ地元紙によると、同副知事は来年にもウォンウィアンヤイ駅~バンワー駅の延伸区間が正式開通するため、単線駅であるサパーンタクシン駅を廃止し列車の運行効率を高める必要が出ていることが廃止の理由としている。
この廃止によって、これまで同駅を利用してきた市民の利便性を損なわぬよう、廃止前にサパーンタクシン駅とスラサック駅をスカイウォーク(オートウォークを設置)で結ぶといった対策を進めるという。
当初、年内にウォンウィアンヤイ駅からバンワー駅までの4駅開通を目標としていたが、昨年末に大洪水となった影響で工事が遅延したため、現在今年12月5日にウォンウィアンヤイ駅~ラチャダー・ラチャプルック駅を開通、来年8月12日にその先のバンワー駅までの開通を目指している。