タイ地元紙によると、カシコーン・バンク(KBANK)パタナポン氏は、09年のタイの輸出額が50%減となる見通しとなり、厳しい状況になるだろうとの見方を明かした。米金融危機による世界経済停滞により、欧米や日本など重要輸出国である地域からの需要が停滞するためだという。 そのため、同バンクは経済停滞が欧米や日本ほど影響が少ないと思われる中東市場の開拓を進めていくという。それにより現在の欧米や日本への比重を下げられ、リスク分散ができるとしている。