タイ電気・電子研究所(EEI)は、来年最低賃金が全国一律300バーツに引き上げられることで、多くのエレクトロニクス系企業が労働不足に陥る可能性があると警告している。
タイ地元紙によると、EEIスラット代表は、全国的に最低賃金が統一されることで、バンコク首都圏に来ている出稼ぎ労働者が減少する恐れがあり、現時点でも人材不足が問題となっているが、この引き上げがさらに拍車をかける可能性があると語っている。
現在多くの企業側がこの人材不足の対策として、機械などで自動化出来る部分を増やし、雇用者数削減の検討を進めているとのこと。