16日、タイ中部チョンブリー県バーンラムン郡パタヤ地区で、ジェットスキーをレンタルした外国人観光客が、貸し出した業者からジェットスキーを傷つけたと多額の賠償金を請求され身ぐるみを剥がされた上、暴行される事件が起きた。
タイ地元紙によると、被害にあった中国人男性観光客2人(22歳と21歳)は、ジェットスキーを1時間ほどレンタルし業者に返還したところ、ジェットスキーの一部に傷がついたと言われ、10万バーツ支払うよう請求してきたという。
双方の主張が平行線をたどったため警察署で話し合うこととなり、1万5000バーツまで賠償額が下げられたが、観光客2人は合わせて8000バーツしか所持していなかったため、業者に所持金全てを支払うことで一時和解となったものと見られていた。
だがこれに納得が行かなかった業者側は、ホテルに戻る途中の観光客2人を襲い暴行、逃走した。
観光客2人は、ジェットスキーに傷を付けた覚えはなかったとしており、詐欺事件との見方が強い。