カシコーンリサーチセンター(KRC)は、米金融危機が世界中に広まったことで、今年第4四半期は輸出産業が停滞傾向にあると明かした。前年の輸出高成長率は17.25%で今年は同20%になる見通し。だが、来年は現在の世界的経済停滞がさらに影響を受ける見通しで、同成長率は5-10%程度にとどまる見通しだという。
KRCによると、世界的な経済停滞は今後さらに激しくなる見通しで、特に欧米、日本などの主要輸出先がリセッション入りすると見られる。だが農産物などはその他輸出産業より影響は受けないという。それは同産業は生活必需品であり、中国製品を敬遠されていることも影響するためだという。